「解体」タグの記事一覧

解体後に木製壁下地造作@白金台H邸

パッカー工法を使っての在来浴室解体が終わった白金台H邸の現場です。

あれだけモルタルでべったり壁にくっつけられていたタイル類が、このようにきれいさっぱりなくなっています。

リビング側から見た、かつてのイートインキッチンですが、天井のダクト類以外はほぼスケルトン状態にまで解体されています。

キッチン内部からリビング側を見るとこのような状態です。実は、ここで注目すべきは、正面のコンクリート壁なのです。壁上部を見ると、こちら側からリビングダイニング側に向かって、3本のダクトが通り抜けており、実際にはこの柱は構造的にほとんど効いていないことが判るのです。とはいえ、躯体壁といわれるコンクリート壁は管理規約上は撤去不可能とされているので、撤去できないのがちょっぴり悔しいです…。

リビング側は天井とコンクリート壁に接しているGL壁はなるべく既存を再利用する予定なので、それほど解体されたイメージがありませんね。リフォームキューの設計・営業の森井さんと現場監督の高橋さん、造作キッチン工事をお願いしているアルノの鵜飼さんと、うちの事務所を手伝ってもらっている岩井さんが打合せをしている様子です。

こちらは、主寝室の横にあった洗面・浴室・トイレを解体した空間です。今回のリフォームでは、お化粧コーナーを設けた大きなウォークイン・クローゼットに作り変える予定です。

床のちょうど壁を立てる位置に、かつてのトイレの床埋め込み排水管が当たっていました。後日、やはり主寝室の横に手洗いやトイレが欲しいと再リフォームをする方がいらっしゃるかもしれないので、後程つぶれてしまった配管はきれいに直しておく予定です。

解体状況確認後、10日ほど経った後の現場では、木製壁下地の立ち上げと、フローリングに変更する床への遮音マット敷きが始まっていました。

今回は、床の高さを上げたくなかったので、最薄でLL40(古い基準ですが…)が確保できるわんぱく応援マットを使っています。実質上の遮音性能は、それほど期待できないとの説もあるのですが、実は今回のマンションは床材の遮音規定がないので、コンクリートのスラブに直にフローリングを張るよりは遥かに良いだろうと、このマットを採用しております。

リビング部分には遮音マットが敷かれ、すでにその上にフローリングを張りつけるための12ミリ厚さのベニヤ板がが貼られていました。

キッチン部分もきれいにセイルされて、空間の構えが見えてきます。ここにU字型の大型キッチンが設置される予定となっています。右上にダクトの箱が天井下地の下に出っ張っているのが見えますが、ここは吊戸棚で隠す計画となっています。

かつての廊下壁にあった分電盤が、所在なさ気に天井からぶら下がっていますが、これは納戸内部に移設予定です。

大きくレイアウトを変えている奥にある二つの寝室と水回りには、木軸を使った壁下地が経ち始めています。通常はLGSを壁下地に使うのですが、今回は壁を立てる量が少ないので、他の枠取付けや天井のボード張りなどと一緒に大工さんに木製下地を組んでもらっています。

こちらのお部屋があるのは、マンション最上階なので、天井裏にはこのように大量のグラスウール(断熱材)が敷き込まれていました。照明を計画を考える上で、普通のダウンライトは断熱材があると熱がこもってしまうので使えないので、SG型(またはSB型)のダウンライトを使うことになります。もちろん、新たに作り直す天井も同等の断熱材を敷き込むことになっています(最上階の断熱としては、本当は全ての天井を剥がして、コンクリート躯体に吹付断熱を施すのがベストとされています…)。

解体が終わっていた浴室周りにも新しい壁下地が立ち始めています。

この部分は浴槽やトイレ、洗面の位置が大きく動いているので、天井裏のダクト類も全てやり替えて貰っています。

主寝室横のWIC部分も壁の凸凹が整理され、壁下地の墨が出されていました。

 

タグ

2017年04月27日 | 解体後に木製壁下地造作@白金台H邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 白金台H邸

パッカーを使っての低騒音での在来工法浴室の解体@白金台H邸

白金台H邸の在来工法浴室(RC躯体やコンクリートブロック下地の壁に直接防水層を作って、その上に保護モルタルを重ねて、タイル(または石)仕上げにした浴室)の解体を見学してきました。

こちらが解体予定の浴室です。と言っても、すでにコンクリートブロック周りの外側のボード壁や枠&扉は撤去されている状態でした。ブロック側の壁については、上から順番にブロックを崩してゆけば、それほど音を出さずに解体してゆくことが可能ですが、コンクリートの躯体側の壁と床は毎回大変な工事になります。

騒音に寛容なマンションであれば、ハツリ機(道路工事で良く使っている機械)を入れて一気に壊してしまうのですが、今回は落ち着いた雰囲気の高級マンションであることや、同じマンション内で他に2件もリノベーション工事が進んでいることなどから、費用は高めになってしまいますが、写真のパッカー(スプリッターともいいます)という機械を使っての小音量解体としております。因みに左側が壁解体用の小型パッカーで、右が床解体用の中型パッカーです。

床については、事前にある程度解体されてしまっていましたので、壁のパッカー解体を見学させて貰いました。このように、壁に一定間隔で、コア抜き機を使って穴をあけてゆきます。

その穴にこのように油圧ポンプ式の小型パッカーを差し込んで、壁にヒビを入れてゆきます。音はほとんどしませんが、タイルが割れるピキッという音が出るのと、細かいタイルの破片が飛んできます。

これらが解体されたタイル壁の破片です。通常の斫り作業であれば、ほぼ一日で解体が済みますが、パッカー工法となると、コア抜き作業とパッカー作業があるので、スケジュールは約3倍、費用も約2倍ほど掛かってしまいます。それでも、低騒音(ほぼ無音)での解体が可能となるので、最近の工事ではパッカー解体を標準とさせて貰っています。

こちは、事前に中型パッカーを使って、あらまし解体されていた床のシンダーコンクリートです。

因みにこちらがパッカー用の電動式油圧ポンプです。この機会のの動く音の方が、パッカー解体の騒音よりうるさい位です。

こちらは、寝室の床です。カーペットと長尺塩ビシートでは仕上げ厚が違うのですが、なぜかこのマンションでは、下地ごとモルタルで嵩上げされていたので、その嵩上げされたいたモルタルも撤去する必要がありました。この程度の薄いモルタルだとパッカーが効かないので、格子状にカッターで切り目を入れて、クサビと金づちで手斫りで撤去して貰いました。手斫りは機械斫りに比べると、10倍以上の時間が掛かりますが、この程度の面積であれば、騒音のことと手間のことを考えても、手斫りで進めて貰いました。

その他の部分の解体工事も進んでいます。キッチンの天井が撤去されて、天井裏のダクト類が見えてきました。リフォームキューの営業&設計の森井さんと現場監督の高橋さん、そしてプロジェクト単位で弊社のお仕事を手伝ってもらっている岩井さんとが打合せ絵をしている様子です。

最上階住戸なので、天井のスラブ裏には、木毛セメント版が貼ってあります。複雑に絡み合ったダクトや設備類を整理して、不要な箇所は撤去し、もう少し効率よいルートで設備配管を回すように考えてゆく必要がありそうです。

こちらは以前は主寝室専用のお風呂とトイレと洗面だった箇所です。大型のウォークイン・クローゼットとお化粧コーナーを作る予定です。
以下の写真は、後日パッカー工法を使って完全に解体された上記の浴室周りの様子です。

ここまできれいに、そしてほぼ無音で解体できるとのこと、パッカー工法の威力をまざまざと見せつけられた気がいたします。

 

タグ

2017年03月29日 | パッカーを使っての低騒音での在来工法浴室の解体@白金台H邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 白金台H邸

解体確認とオーダーキッチン&オーダーユニットバスの現地調査

工事が進んでいる世田谷区Y邸の解体状況の確認のために、お客さまのYさまご夫妻と一緒に現地に伺いました。

リビングダイニングの壁のボードとフローリングも含めて床下地はきれいに撤去されていますが、まだ天井や水回りの壁は残っている状態でした。

お客さまとの打合せで、お二人の寝室に天井吊りエアコンが設置可能かどうかは、解体がある程度進まないと判断できないとお話をしておりましたが、本日の解体状況確認で、それらが可能だと判ったことをお伝えしたところ、とても喜んでくださっていました。

現場確認の後は、マンションの高層階にあるラウンジスペースで、インテリア空間の色味の確認をさせて頂きました。机に並んでいるのは、塗装のサンプルですが、一般的によく使われる日塗工の色番だけではなく、菊水の色見本帳やファロー&ボールの色味もサンプルを手配して、白だけでもいくつもの微妙な色違いを確認して頂きました。

こちらは、またその1週間後にオーダーキッチンをお願いしているリネアタラーラの徳永さんたちと、オーダーユニットバスをお願いしている東京バススタイルの和久田さんと眞柄さんに現場打合せで来てもらった際の様子です。先週よりも天井の石膏ボードが撤去されて、水回りの設備・壁・天井も解体が進んでいました。

用賀にあるリネアタラーラのショールームは、お客さまの仮住まいからもとても近いこともあって、担当の徳永さんと僕等抜きでの打合せもあるので、最新版のキッチン図を確認しながら、墨出しの要点を施工をお願いしている青の斉藤さんに説明して貰いました。弊社のインターンとして手伝って貰っている間瀬さんにも打合せに同席して貰っています。

特にキッチンと浴室などの水回りは天井裏の設備との絡みが多いので、現地で打合せをすることで、うっかりミスの大部分を防げるのです。

こちらは東京バススタイルとの打合せです。青の斉藤さんと東京バススタイルの真柄さんと和久田さんは、一昨年の南麻布K邸でも一緒に工事をお願いしているので、調整とコミュニケーションは問題ないので、安心です。

一通り墨出しが済んでいる現場でしたが細かく修正して貰うことになっています。

こちらはかつての浴室の天井裏にあった全熱交換機(通称ロスナイ、換気によって失われる室温(冬の場合は暖気、夏の場合は冷気)を室内に撮り入れる給気と熱交換する装置)です。このままの位置設定だと、新しく作る洗面所と洗濯機置き場の間仕切り壁に引っかかってしまうことが判りました。機能的にはこのままでも使うことが出来るのですが、後日またリフォームをすることになった場合は、この機器を交換するために、洗面所と洗濯機置き場をすべてやり直すことになってしまうので、移設して貰うようお願いいたしました。天井裏には黄色い管も見えていますが、これらはスプリンクラー用の配管です。

お客さまからは、天井高さはなるべく高くしたいこと、また壁裏などに余分なスペースが見つかれば、それらにも対処して、なるべく広くして欲しいとのご依頼を受けているので、柱周りは各5センチずつほど広くすることができることを斉藤さんと確認いたしました。

各居室の部屋の角に柱型のように出っ張っていたエアコンの冷媒管とドレインを通すPSもそれぞれ余分なスペースがあることが確認できましたので、これらについても最小寸法へと縮めて貰うようにお願いしておきました。

解体時の現場を訪問すると、どれだけきれいに清掃されているか、廃材がどこまできちんと分別されているかで、現場担当者の力量が判ると常々思っていますが、さすが青の斉藤さん、こちらの現場のきれいさと廃材の整理は、ピカイチでした!

 

タグ

2017年03月27日 | 解体確認とオーダーキッチン&オーダーユニットバスの現地調査 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 世田谷区Y邸

横浜A邸の仕上げ素材研究と解体工事

以前、新しいプロジェクトとしてブログでご紹介した横浜A邸ですが、先日工事契約まで結ぶことができて、着工となりました。

横浜エリアでナンバーワンとも言われている高級マンションに似つかわしいインテリア・リフォームをとのお客さまからのご要望でしたので、どのような素材と色味を使ってゆけば良さそうかを、まずは事務所にて担当スタッフの前田君と研究致しました。

こちらが、お客さまに最終的にご提案した仕上げ素材のサンプル群です。大理石のトラバーチンとオーク複層フローリングといったベーシックな素材を基調として、そこにチークや染色のオーク材、タイルやカラーガラスを使った、シックなインテリアで進むことになりました。

工事契約の内容を、工事をお願いすることになったリフォームキューの森井さんと坂本さんが、お客さまに説明してくれている様子です。今回は、不動産を紹介してくれた仲介の不動産屋さんお勧めのリフォーム会社とリフォームキューの相見積でしたが、リフォームキューの方がリーズナブルな見積りを作ってくれたので、またまたこのお二人にお願いすることになりました。

相見積を調整している時間で図面もきちんとできていたので、工事契約後1か月後には無事着工となり、すぐにこのようなセミスケルトン状態(今回は天井はあまり大きく弄らないので、解体はしておりません)になりました。

リビングから玄関ホールとダイニング&キッチンを見返したアングルの写真です。

元々造作収納はそれなりに用意されているお宅でしたので、壁付け造り付け家具はなるべく活かして、ただ扉だけはメラミンで安っぽい作りでしたので、ダイノックシート張りで部屋全体のインテリア雰囲気と合せる方針で計画を進めています。

キッチン&ダイニング側からリビングを見返した写真です。二つの空間の間には構造柱があるので、それをどのようにデザインで取り込んでゆくかは一つの課題となっています。かつてはダイニング上にあった折り上げ天井は、わざと天井を落としてフラットな仕上げとする予定です。

こちらは解体が終わって、一週間後に現場を再訪した時の様子です。先回横浜伊勢山Y邸の工事をお願いした際にも頑張ってくれた大工の上野さんが中心になって、天井のボード張りや壁下地作りが始まっていました。

大理石トラバーチン張りの壁は、壁の端部が細いと、如何にも張り物に見えて安っぽくなってしまいそうでしたので、壁厚をフカして、壁端部にもトラバーチンを廻しこんでもらう予定です。正面少し右側に見えている壁の厚みがそれです。

色々な素材が入り込んでくる、複雑なデザインとなっているので、どこで素材を見切って、素材同士がぶつかる個所を整理してゆくかは、施工側も大いに悩んでくれているようでした。

リフォーム前は不自然な床の出っ張りがあった来客用トイレでしたが、床下地から作り直してもらったところ、床段差なしできれいに納めることができそうでした。

当初はいじらない予定だった洗面所ですが、工事途中をお客さまのAさまをご案内したところ、やはり以前のままでは他と比較してチープに見えそうだとのことで、洗面台の箱は残して、手洗いカウンターの交換や、洗濯機置き場の作り直し、床塩ビタイルと壁天井のクロスも張り替えることになりました。

 

 

タグ

2017年03月06日 | 横浜A邸の仕上げ素材研究と解体工事 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 横浜A邸

解体現場で考える天井のデザインについて@横浜伊勢山Y邸

解体工事が始まった、横浜市西区の伊勢山Y邸の現場を確認して参りました。

165平米の専有部分のうち、LDKと玄関を中心に床と壁を解体してゆきます。以前は引き戸でリビングとダイニングキッチンが分割されていましたが、引き戸をなくして全体が一体化するデザインとしています。

以前のキッチンが解体撤去された後の床下の配管を設備屋さんが引き直しをしてくれています。設備屋さんの後ろに縦に伸びているのが、上下階を貫いている排水竪管(はいすいたてかん)です。

その排水竪管(黒い管)と既存の排水管の接続部分です。上下階の区画を貫通した個所から1メートル以内は耐火二層管(通称トミジ管)というものを使っています。写真中、濃い灰色の管は一般的なVP管で、薄い灰色の管がトミジ管です。

解体途中の状況を、担当してくれているうちのスタッフの前田君とリフォームキューの設計・営業の坂本さん、現場・技術の織田さんが確認して回ってゆきます。

リビングダイニングの天井の見上げ写真です。二つの別々に分かれた折り上げ天井だったものと、少しでもデザイン的に繋げて、一体感を持たせたいと考えていましたが、思っていた以上に梁が大きかったので、デザインを練りなおしになりそうです。

こちらはキッチンの天井部分です。空間としては大きく空いていましたが、折り上げても却って狭く見えてしまいそうでしたので、従来の天井高さに抑えて、新しい天井を組み直してもらうようにお願い致しました。

こちらは玄関部分の天井です。図面で見ていた寸法より、天井の懐寸法が大きかったので、こちらは思い切って天井の高さを40センチほど上げて、さらに石張りの壁を照らす間接照明を仕込むことにいたしました。

現場ではちょうど床暖房の配管を結びなおす作業をしていたので、じっくりと勉強させて貰いました。

使われているのは東京ガスのTESシステムの床暖房で、配管そのものは架橋ポリエチレン管でした。既存の管と新しい管を繋ぐ方法を順次撮影させて貰いました。架橋ポリ管同志をソケットで繋ぎ、バンド金物でパチンと留めるとそれで水漏れが起こることがないとのことでした。

こちらは既存のキャビネットの箱を活かして、天板を交換して、さらに扉を塗装し、PSの柱型横まで一体化させたデザインに作りなおす予定の洗面カウンターです。

その他照明スイッチやコンセントの納め方の注意点などを現場側と確認して、現場を後にしました。

 

タグ

2016年11月29日 | 解体現場で考える天井のデザインについて@横浜伊勢山Y邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 投資・賃貸用リフォーム 横浜伊勢山Y邸

築浅マンションリフォームのメリットとは

築浅マンションリフォームの麻布台M邸プロジェクト、詳細を詰めたデザインの見積りも纏まったので、解体工事に着手しました。

dsc_2907_pt

180平米の大きなお部屋の間仕切りが無くなっているので、とても広い空間になっています。

dsc_2920_pt

築浅マンションリフォームのメリットは以下のようなことだと考えています。

  • エアコンやキッチン設備機器、浴室や洗面などがほぼ最新の設備なので、再利用が可能なこと
  • 全体がきれいなので、部分リフォームをしても、していない個所との差が生じにくいこと
  • 既存図面類がしっかりしており、ほぼその通りに施工されているので、解体時に予想していなかった問題が発生しにくいこと
  • フローリングや壁紙等がまだ販売されており(築古だと廃番になっていることが多い)、既存と合せるのが容易であること

今回もその法則に則って、設備はあまり弄らない作戦としています。キッチンは、シンクと食洗機、ガスレンジとレンジフードが入っているL字型カウンターはそのまま生かして、アイランドカウンターや背面収納を作り直す計画としています。

dsc_2914_pt

取り外したキッチン収納や扉材ですが、これも再利用することができるものばかりなので、一部屋を保管部屋として確保して、保存して貰っています。キッチンサイドパネルは加工して新しいキッチン収納の扉に利用すれば、既存キッチンと色味を完全に合せることができるので、捨てる手間もなくなり一挙両得なのです。

dsc_2960_pt

ダウンライトなどの照明器具やスイッチパネル、給排気のグリルや点検口なども再利用することを前提に取り置きして貰っています。

dsc_2908_pt

先にも挙げましたが、築年数が5年以下だと、CAD(コンピューターで描く手法)図面と施工された現場の合致度が高く、レーザーで正確に測っても図面と2~3ミリのズレしかありません。床下や天井裏の隠れた部分の配管やダクトもほぼ図面通りに走っているので、解体してみてアレッと思うことが少ないのです。もちろん、有力デベロッパーの建物で大手ゼネコンが力を入れて作った建物だという点もあるのでしょうが。

dsc_2934_pt

天井裏の懐も余裕を持って設計されているので、ダクトが走っている位置とダウンライトが重なっても問題なく施工できるようになっています。

dsc_2974_pt

ただ、設計側も無駄な設備移設などは道連れ工事(何かを動かすことで、他の部分にも関連してやり直すことになってしまう工事のこと)をなるべく少なくしたいという思惑もあるので、それなりの調整が必要です。
こちらはキッチンの天井です。ボード裏にリビング&ダイニング用のエアコンの本体が隠されており、当初は見えている天井カセット式エアコンを移設して、点検口も併せて移設する予定でしたが…。実はそれをすると隠ぺいエアコンまで動かす必要が生じて、ダクト移設の為に天井を全て落としてエアコンとダクトをやり替える大きな道連れ工事が発生してしまうので、パントリー収納の形状を変更して、対応することにいたしました(と書いても、全く判らないと思いますが…)。

dsc_2973_pt

施工をお願いしている青の田原さんと八木君、そしてうちの担当スタッフの竹田さんが打合せをしている様子です。

dsc_2911_pt

今回のお客さまは、こちらをリフォームしても、お子さまの学校のことなどがあるので、すぐに暮らすツモリはないとのことで、しばらくは賃貸として貸し出すことになる予定です。可変性を持たせた間取りとしたいとのことで、従来は3LDKだった間取りを2LDK+書斎(デン)としますが、状況によってはデンを取り壊して大きなLDにもできるようにしたいとのご要望がありました。
この写真で金属製の柱(LGSです)が3本立っていますが、この部分の壁を取り外したいのですが、手前の個室側の天井がこのLGSで支えられているため、撤去すると天井が落ちてしまうことが判りました…。

dsc_2926_pt

つぶしてしまう予定の個室側からLDKを見たアングルです。ところが、これについても天井裏を覗き込みながら、幾つかの工法の話をさせて貰いました。その後、田原さんから特殊な方法を考えれば、数年後にLDを広くしたい時に、比較的安易に壁を撤去できるように作れそうだとの嬉しい連絡が入りました!

dsc_2916_pt

奥の個室2室と洗面浴室はほとんど触らないのですが、こちらの長い廊下は途中に無駄に多くあった収納を取り外して、大きな飾り棚を設ける予定です。廊下の先の右下に見えているオレンジ色の箱は…

dsc_2919_pt

仮設用の分電盤ボックスです。従来の分電盤は位置を大きく動かすので、その移設が完了するまで、工事道具用の電源として、このような小型の仮設分電盤を使っているのです。

dsc_2941_pt

解体では、大量の廃材が発生しますが、共用廊下や荷物用エレベーターを汚さないよう、かつ木材やボード類、金属を別個に捨てることで廃棄費用を安くするために、きれいに分別されています。

タグ

2016年10月12日 | 築浅マンションリフォームのメリットとは はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 麻布台M邸