「工務店打合せ」タグの記事一覧

モデュレックスのダウンライト研究@世田谷区Y邸

素材や色味に強いコダワリを持っていらっしゃる世田谷区Y邸のお客さまは、当然ながらそれらを照らす照明の光の質についてもとても研究熱心です。

そこまで強いコダワリが無いお客さまの場合は、ダウンライトはグレアレス(下から見て眩しくない)仕様で、広角でユニバーサル(照明の角度を変えることが可能)のLEDで、色温度は2700K(電球色)から3000K(白めの電球色)のダウンライトを良く使っておりました。Yさまご夫妻には、これまで僕らが使ってきたLEDダウンライトの色味をデモ機を借りたり、僕らがお手伝いしてきたリノベーション実例を体験して頂いて来ましたが、どうもちょっと違うとのことで、商業建築系の照明メーカーのモデュレックスに相談に行って参りました。

こちらが、恵比須にあるモデュレックスの打ち合せ室で、営業担当の荒木さんと石渡さんにお願いして、一般的な住宅用ダウンライトとモデュレックス社の製品との違いを説明して頂きました。

一番の特徴は光の質を追求した自社設計の高額制御技術と、よりコンパクトで、より明るく、そして高エネルギー効率を目指す製品開発姿勢とのことでした。開口径60φで、グレアレス仕様でも、色温度が2700Kから、3000K、3500K、4000Kと揃っており、調光システムも位相制御対応品もPWM制御対応品も揃えており、さらにLEDだけでなくハロゲンでも同形の器具を揃えているとのことでした。

更には、このトリムレス・フレームという別売りの器具を使えば、フチなしで塗装面とダウンライトをフラットに見せることができるとのことでした。

口径に合せた、各種レンズの種類も豊富なことも特徴の一つだそうです。展示する商品を如何に魅力的に見せるかについては、お金に糸目をつけない商業系で人気なことが、こんなことからも判ります。

それぞれの機器の特徴を伺った上で、点灯して光の質を見せて貰いました。実は、最近の一般的な照明器具メーカーは、LEDの新規ダウンライト機種の開発のスピードの速さに、ショールームが上手く対応できていなくて、体験したい照明器具を揃えきれていない会社が多い中で、ほとんど物を揃えてくれているだけでもモデュレックスの凄さを実感いたしました。

ショールームの地下には、このような照明体験ができる設備が備わっています。お客さまご夫妻がいる箇所が体験空間で、天井の高さを動かしたり、沢山並んだ照明器具の明りをそれぞれ単一で体験したり、合せたりしながら具合を確かめることができるのです。

こちらがコントロールデスクの様子です。僕らも良く使っているルートロンの調光システムを使って、コントロールしているようでした。こういったスタジオ型の照明体験スペースは、バブルの頃には各照明メーカーが作っていましたが、今ではここまできちんと揃えている会社が相当少ないのではないでしょうか…。

最初に打ち合わせをした地下1階の打ち合せ室から、地下2階のスタジオに移動するには、モデュレックス社の会社内部を通りぬけるのですが、これがまたカッコ良いのです!隈 研吾さんが設計したそうで、自然光が全く入ってこない空間ながら、高い天井からモデュレックス社の高性能照明が降り注いでいました。

これだけの書棚の本を会社勤務中に読むことは到底できないと思いますが、それでもこんな空間で働いたら楽しそうだなと思える素敵な事務所でした。因みにこちらの本のセレクションは、編集工学研究所長・松岡正剛さんだそうです。

初回の打ち合わせは、Yさまご夫妻と弊社の担当スタッフの竹田さんと各務だけだったので、二回目のモデュレックスとの打合せは、採用候補に挙がっているダウンライトのデモ機を持って、荒木さんと石渡さんにこちらの事務所に来てもらいました。施工をお願いしている青の片岡社長と現場担当の斉藤さん、そして電気工事のムラデンの藤木社長にも同席して貰っています。

お客さまに照明の光の質を確認して貰いながら、

事務所の天井にハロゲン2700KとLED2700KとLED3000Kを照らして、色味の違いを確認して頂きました。

そして三度目の打ち合せは、2度目と同じメンバーでモデュレックスの打ち合わせ室で行いました。すでに産休で休みに入っていた弊社スタッフの竹田さんも心配してくれて参加してくれています。また、竹田さんからプロジェクトを引き継いでくれて、プロジェクト契約の形で手伝ってもらっている岩井さんも、初めてお客さまとの打合せに参加して貰いました。

リビングダイニングでは、ハロゲン2700kとLED3000kをそれぞれトリムレスで2灯ずつ配灯したり、玄関や廊下ではLED2700KとLED3000Kを2灯ずつ配灯し、それぞれを隠れた収納内のルートロンのグラフィックアイで調光するという複雑なシステムを組むことになったので、お客さまにも確認して頂きながら、最終的な照明計画を詰めてゆきました。

 

タグ

2017年04月25日 | モデュレックスのダウンライト研究@世田谷区Y邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 世田谷区Y邸

デザインアドバイスプロジェクト 新宿U邸

弊事務所オリジナルのデザインサービスの「デザインアドバイス契約」にてプロジェクトを進めてきた新宿U邸リフォームが、この度完成いたしました。

この「デザインアドバイス契約」は3年ほど前から実験的に始めたものです。本来のデザインサービスである「設計監理契約」は新築の住宅をゼロから設計して、工事の監理まで行うイメージに近く、スケジュール的には最低でも8か月、長くなると1年以上の期間が掛ってしまいます。一般の設計施工(設計と工事を一緒の会社で進める)のリフォーム会社(大手のリフォーム会社、町場の工務店やリフォーム屋さん)では、4~6か月程度で工事完了まで進めてしまうのに対して、僕らがお手伝いするスタイルではあまりに期間が長すぎることで、考え出したサービスです。

ホームページにもデザインアドバイスの情報を片隅に掲載しておりますが、それをご覧になった今回のお客さまのUさまがメールで問い合わせをしてくださったことで始まったプロジェクトです。メールで、デザインアドバイスについてのお問い合わせに対して、以下のような返答をさせて頂いた上で、ご納得の上で初回打ち合わせが始まりました。

「ご購入なさったマンションのリフォームに対してのご質問ありがとうございます。今回は全面リフォームではなく、キッチンや収納の設置、壁紙の張り替え等の部分リフォームを検討なさっているとのこと、僕らがお手伝いするとすれば、「デザインリフォームアドバイス」の形が最も適していると思われます。

アドバイスの費用についてですが、工事の内容と複雑度によって多少変わって参りますが、リフォーム工事総額が1000万円以内であれば、打合せ3回(うち2回は現地打合せ)で、45万円(+消費税)程度をお願いしております。リフォーム総額が1000万円~1500万円程度の工事となると、複雑度も増してきますので、打ち合わせ回数5回で75万円(+消費税)をお願いすることになります。キッチンなどのショールームへご同行することになると、打合せの回数に対して15万円ずつプラスする計算になります。

ただし、このスタイルでのリフォームには幾つかの条件があります。一つは、工事をお願いするリフォーム会社の候補は、こちらで幾つかを挙げさせて頂きます。全く知らないリフォーム会社では、このスタイルでのアドバイスは難しいのです。

リフォームアドバイスがどの程度お役にたつか、非常に判りにくいと思いますが、まずはこちらの事務所に来て頂いての無料相談で色々とご確認頂ければと思っております

打合せの様子は撮影しておりませんが、初回の無料相談でのお打ち合わせは白金台のこちらの事務所に来て頂いてのお打ち合わせでした。その際には、事前にメール間取り図を送って頂いた上で、こちらでどのようなことができそうかを事前に考えたうえで打ち合わせをさせて頂きました。この無料相談後に改めて正式にデザインアドバイスを相談したいとのご連絡を頂いたので、現地をお客さまと一緒に訪問させて頂きました。

マンションは新宿区にある築10年ちょっとで、105平米ほどの広さのお部屋でした。キッチンはきれいに使われていましたが、小さなお子さまがいらっしゃるUさまご夫妻には、このクローズド型のキッチンは受け入れられないとのことで、オープンキッチンに変更することになりました。

基本は2LDKでしたが、リビングの奥にこのような可動間仕切りで小部屋を作ることができる間取りとなっていましたが、このような部屋では、結局使い勝手が悪いので、これについては、収納スペースとして納戸を作って、その他のスペースはリビングを広くするために使うようにすべきではと、こちらの考えをお伝えいたしました。

お客さまへのメールでも書きましたが、こちらからご推薦したリフォーム会社2社からお客さまが選んでくださったリフォームキューの岩波さんに現地に同行して貰って打ち合わせをしております。ダイニングスペースをどのくらい広く取ればよいかをご相談中の様子です。

お客さまご夫妻も共働きで打ち合わせ時間の制限があること、そしてこちらも1回のお打ち合わせで15万円の費用をご請求することとなっているので、なるべく一回の打ち合せや現地調査でできることを済ませておきたいので、このように洗面所内のPSスペースを覗き込んで、どこまで洗面カウンターや収納を広く取ることができるかも調べさせて頂きました。


以上の現調と打ち合わせを受けて、こちらで作成した簡易リフォーム案です。何が簡易かというと、①基本となる図面をCADで起こさずに、マンション管理事務所から提供して貰ったPDF図面をベースに作っていること、②ある程度の寸法を書いていますが、実際にはまだ実測もしていないし、PDF図面から算出したものなので、大枠としての寸法目安でしかないこと、等です。
この図面では、オープンキッチンにする案を3つ提案しているので、それをベースにこちらが紹介したオーダーキッチン会社との打合せも進めて貰いました。

お客さまが選ばれた代官山のクッチーナと3度ほど打ち合わせをして、最終決定をしたいので、ショールームでの打合せに同席して欲しいとのご依頼がありました。事前にクッチーナが作ったキッチンプランを拝見しておいて、当日は気になる個所を一つずつ確認させて頂きました。

仕上げ材については、部屋全体のインテリア素材とのマッチングがありますし、細かい使い勝手や収納方法についても、僕らがいつも気にしているポイントもあるので、それらを3時間ほど掛けてチェックしてゆきました。

キッチンプランの確定を受けての3回目のお打ち合わせでは、現地で寸法の最終確認と仕上げ材のイメージを確定してゆきました。リフォームキューからは、それぞれの項目をリフォームした場合の見積りも出してもらっていたので、それらの最終的な取捨選択もご一緒に考えさせて頂きました。

こちらが、これまでの打ち合せを受けてご提案した仕上げ材のサンプル類です。

ダイニングに設ける収納・書斎・飾り棚の3つの機能を持たせた造作家具については、簡単なイメージスケッチも起こしております。
ここまで無料相談、初回現地打合せ、キッチンショールーム打合せ、第二回目の現地での素材打合せで、何をすべきかを決めることができたので、お客さまとリフォームキューの間で工事契約を結んで貰いました。

ここで一気に工事が進んだところへと飛びますが、お引渡し2週間前の造作家具の組立て段階の工事現場です。基本的には工事の現場チェックは行わないお約束となっていましたが、造作家具の組立ては、リフォーム&リノベーション工事で最も好きでワクワクする工程なので、お客さまにもこれは費用が発生しない、こちらの勝手な現場見学だとお伝えしたうえで行って参りました。

かつて可動間仕切りがあった個所には、造作の本棚と、仕上げを揃えた壁パネルが取り付けられていました。キッチンもオープンになると共に、下がり天井のラインや照明の位置もきちんと再調整されていることを確認しました。インターンとして事務所に来てもらっていた神崎さんや間瀬さんの現場勉強として見て貰いました。

単独でダブルシンクがあった洗面所は、キッチン側から通り抜けられる動線を設け、シングルボウルのリネン収納と付きの洗面カウンターに変更しています。また、洗濯機収納も上手く隠れるような工夫をしています。

そして、完了検査の立ち会いです。実はこの検査立ち会いもボランティアでの参加です。竣工写真を撮影させて頂くのと、それをこのブログの記事に書かせて頂くことと引き換え(?)として、お手伝いさせて頂きました。

オープンキッチンとダイニングの造作家具もきれいに繋がったデザインになっており、お客さまもとても喜んでくださっていました。僕は第三者的な立ち会いのツモリで検査に臨みましたが、結局職業病か、全ての項目を細かくチェックしてしまいました…。

洗面所はこのような形で仕上がりました。PSのスペースを縮小して、その分カウンターを伸ばして、PSの柱型の向こうにもリネン収納や引出を設けています。メディスン・キャビネットの鏡に映り込んだところに洗濯機が隠されることになります。

ここまで何も紹介していなかったトイレですが、背面壁にキッチンパネルを張ってもらい、手前左面には小型のトイレットペーパー収納を壁埋め込みで作って貰いました。

ただの壁でしかなかった玄関横には、使わないことになった扉材を転用した奥行き60センチあるコート掛けとその横に座って靴を履いたり、自宅に帰って来た時にカバンや買い物かごを仮置きできるベンチを作って貰いました(ベンチの素材は扉材に色を似せて作って貰っています)。この裏にあった奥行きの大きいWICの寸法を使った玄関の設えで、とても使いやすくなったとお客さまに喜んで貰えました。

ダイニングからキッチンへの繋がりです。キッチンのサイドパネルに無理を言って付けて貰った照明スイッチ屋、ギリギリの寸法で埋め込んでもらったキッチン部分の天井カセット式エアコン、奥行きが浅そうに見えるキッチン対面側の造作収納の工夫など、リフォームキューの岩波さんたちにも、相当頑張って貰いました。
お客さまの費用負担やスケジュールの短縮を目指してトライしているデザインアドバイスのチャレンジですが、今回は僕らも満足できるクオリティーの高い仕上がりになりました。こちら設計事務所側の費用としては45万円+消費税をお願いいたしましたが、お客さまからは「45万円以上の価値があるアイディアを頂いたと思います」と、も喜んで頂ける内容となりました。

タグ

2017年04月10日 | デザインアドバイスプロジェクト 新宿U邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: リフォームデザインアドバイス 新宿U邸

パッカーを使っての低騒音での在来工法浴室の解体@白金台H邸

白金台H邸の在来工法浴室(RC躯体やコンクリートブロック下地の壁に直接防水層を作って、その上に保護モルタルを重ねて、タイル(または石)仕上げにした浴室)の解体を見学してきました。

こちらが解体予定の浴室です。と言っても、すでにコンクリートブロック周りの外側のボード壁や枠&扉は撤去されている状態でした。ブロック側の壁については、上から順番にブロックを崩してゆけば、それほど音を出さずに解体してゆくことが可能ですが、コンクリートの躯体側の壁と床は毎回大変な工事になります。

騒音に寛容なマンションであれば、ハツリ機(道路工事で良く使っている機械)を入れて一気に壊してしまうのですが、今回は落ち着いた雰囲気の高級マンションであることや、同じマンション内で他に2件もリノベーション工事が進んでいることなどから、費用は高めになってしまいますが、写真のパッカー(スプリッターともいいます)という機械を使っての小音量解体としております。因みに左側が壁解体用の小型パッカーで、右が床解体用の中型パッカーです。

床については、事前にある程度解体されてしまっていましたので、壁のパッカー解体を見学させて貰いました。このように、壁に一定間隔で、コア抜き機を使って穴をあけてゆきます。

その穴にこのように油圧ポンプ式の小型パッカーを差し込んで、壁にヒビを入れてゆきます。音はほとんどしませんが、タイルが割れるピキッという音が出るのと、細かいタイルの破片が飛んできます。

これらが解体されたタイル壁の破片です。通常の斫り作業であれば、ほぼ一日で解体が済みますが、パッカー工法となると、コア抜き作業とパッカー作業があるので、スケジュールは約3倍、費用も約2倍ほど掛かってしまいます。それでも、低騒音(ほぼ無音)での解体が可能となるので、最近の工事ではパッカー解体を標準とさせて貰っています。

こちは、事前に中型パッカーを使って、あらまし解体されていた床のシンダーコンクリートです。

因みにこちらがパッカー用の電動式油圧ポンプです。この機会のの動く音の方が、パッカー解体の騒音よりうるさい位です。

こちらは、寝室の床です。カーペットと長尺塩ビシートでは仕上げ厚が違うのですが、なぜかこのマンションでは、下地ごとモルタルで嵩上げされていたので、その嵩上げされたいたモルタルも撤去する必要がありました。この程度の薄いモルタルだとパッカーが効かないので、格子状にカッターで切り目を入れて、クサビと金づちで手斫りで撤去して貰いました。手斫りは機械斫りに比べると、10倍以上の時間が掛かりますが、この程度の面積であれば、騒音のことと手間のことを考えても、手斫りで進めて貰いました。

その他の部分の解体工事も進んでいます。キッチンの天井が撤去されて、天井裏のダクト類が見えてきました。リフォームキューの営業&設計の森井さんと現場監督の高橋さん、そしてプロジェクト単位で弊社のお仕事を手伝ってもらっている岩井さんとが打合せ絵をしている様子です。

最上階住戸なので、天井のスラブ裏には、木毛セメント版が貼ってあります。複雑に絡み合ったダクトや設備類を整理して、不要な箇所は撤去し、もう少し効率よいルートで設備配管を回すように考えてゆく必要がありそうです。

こちらは以前は主寝室専用のお風呂とトイレと洗面だった箇所です。大型のウォークイン・クローゼットとお化粧コーナーを作る予定です。
以下の写真は、後日パッカー工法を使って完全に解体された上記の浴室周りの様子です。

ここまできれいに、そしてほぼ無音で解体できるとのこと、パッカー工法の威力をまざまざと見せつけられた気がいたします。

 

タグ

2017年03月29日 | パッカーを使っての低騒音での在来工法浴室の解体@白金台H邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 白金台H邸

解体確認とオーダーキッチン&オーダーユニットバスの現地調査

工事が進んでいる世田谷区Y邸の解体状況の確認のために、お客さまのYさまご夫妻と一緒に現地に伺いました。

リビングダイニングの壁のボードとフローリングも含めて床下地はきれいに撤去されていますが、まだ天井や水回りの壁は残っている状態でした。

お客さまとの打合せで、お二人の寝室に天井吊りエアコンが設置可能かどうかは、解体がある程度進まないと判断できないとお話をしておりましたが、本日の解体状況確認で、それらが可能だと判ったことをお伝えしたところ、とても喜んでくださっていました。

現場確認の後は、マンションの高層階にあるラウンジスペースで、インテリア空間の色味の確認をさせて頂きました。机に並んでいるのは、塗装のサンプルですが、一般的によく使われる日塗工の色番だけではなく、菊水の色見本帳やファロー&ボールの色味もサンプルを手配して、白だけでもいくつもの微妙な色違いを確認して頂きました。

こちらは、またその1週間後にオーダーキッチンをお願いしているリネアタラーラの徳永さんたちと、オーダーユニットバスをお願いしている東京バススタイルの和久田さんと眞柄さんに現場打合せで来てもらった際の様子です。先週よりも天井の石膏ボードが撤去されて、水回りの設備・壁・天井も解体が進んでいました。

用賀にあるリネアタラーラのショールームは、お客さまの仮住まいからもとても近いこともあって、担当の徳永さんと僕等抜きでの打合せもあるので、最新版のキッチン図を確認しながら、墨出しの要点を施工をお願いしている青の斉藤さんに説明して貰いました。弊社のインターンとして手伝って貰っている間瀬さんにも打合せに同席して貰っています。

特にキッチンと浴室などの水回りは天井裏の設備との絡みが多いので、現地で打合せをすることで、うっかりミスの大部分を防げるのです。

こちらは東京バススタイルとの打合せです。青の斉藤さんと東京バススタイルの真柄さんと和久田さんは、一昨年の南麻布K邸でも一緒に工事をお願いしているので、調整とコミュニケーションは問題ないので、安心です。

一通り墨出しが済んでいる現場でしたが細かく修正して貰うことになっています。

こちらはかつての浴室の天井裏にあった全熱交換機(通称ロスナイ、換気によって失われる室温(冬の場合は暖気、夏の場合は冷気)を室内に撮り入れる給気と熱交換する装置)です。このままの位置設定だと、新しく作る洗面所と洗濯機置き場の間仕切り壁に引っかかってしまうことが判りました。機能的にはこのままでも使うことが出来るのですが、後日またリフォームをすることになった場合は、この機器を交換するために、洗面所と洗濯機置き場をすべてやり直すことになってしまうので、移設して貰うようお願いいたしました。天井裏には黄色い管も見えていますが、これらはスプリンクラー用の配管です。

お客さまからは、天井高さはなるべく高くしたいこと、また壁裏などに余分なスペースが見つかれば、それらにも対処して、なるべく広くして欲しいとのご依頼を受けているので、柱周りは各5センチずつほど広くすることができることを斉藤さんと確認いたしました。

各居室の部屋の角に柱型のように出っ張っていたエアコンの冷媒管とドレインを通すPSもそれぞれ余分なスペースがあることが確認できましたので、これらについても最小寸法へと縮めて貰うようにお願いしておきました。

解体時の現場を訪問すると、どれだけきれいに清掃されているか、廃材がどこまできちんと分別されているかで、現場担当者の力量が判ると常々思っていますが、さすが青の斉藤さん、こちらの現場のきれいさと廃材の整理は、ピカイチでした!

 

タグ

2017年03月27日 | 解体確認とオーダーキッチン&オーダーユニットバスの現地調査 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 世田谷区Y邸

新規プロジェクト-2 横浜A邸

先日ご紹介した白金台H邸に続き、新年になってから始まった新規プロジェクトの第二弾です。

横浜市のお仕事が続いていますが、こちらも横浜市で175平米の広いお部屋のリノベーション計画です。

広いリビングの横に広いダイニングキッチンがありますが、玄関からこのダイニングに行くには、リビングの中を突っ切るかキッチン裏を大きく回り込んでしか辿り付けないという、何とも不思議な動線計画となっています。今回の現場は、現在工事が進んでいる横浜伊勢山Y邸からの近いので、そちらで施工をお願いしているリフォームキューの森井さんと坂本さんのチームで現地調査に立ち会って貰っています。

大型キッチンで、これ自体の使い勝手は悪くないのですが、家族がダイニングから自分の部屋に戻るには、このキッチンを通り抜けないといけないという、何とも不便な作りなので、大胆なレイアウト変更が必要になると思っています。

こちらがお客さまにご提案中のキッチンとダイニングのレイアウト変更リフォーム案です。左上が既存の平面図で、通り抜けが容易なダイニングスペースで、その横に大きくて料理を楽しめるキッチンを設けるイメージで案を作ってみました。

玄関ホールはとても広いのですが、そこに二面に鏡が貼られており、ちょっと異界(?)に入り込んだような錯覚を覚えるような空間でした。

一番不思議だったのが、この通り抜け型のクローゼットでした。元の間取りから、以前の持ち主さまリフォームをしたことで、このような不思議な段違い平行棒のようになってしまったようでした。廊下からも寝室からも使える二面使いのクローゼットを意識したのだと思いますが、実際には使いにくい場所が生まれているように見受けられました。

こちらは別日で、現地を再訪問した時の様子です。リフォームキューの森井さんと坂本さんに加えて、工事をすることになれば現場監督もお願いすることになりそうな織田さん、それにキッチンの造作キッチンをお願いしようと考えているアルノの鵜飼さんにも現地に来てもらいました。弊社スタッフの前田君と打ち合わせをして貰っています。

造作キッチンと建具や壁、さらには設備が細かく絡んでくる重要なポイントですので、全ての役者を揃えたうえでお打ち合わせをお願いしました。

その他、玄関回りの特集鉄製サッシや、造作家具の打ち合せを進めて貰いました。これから見積もり、そして工事へと進んでゆきますが、また出来上がりが楽しみな計画になりそうです。

タグ

2017年02月01日 | 新規プロジェクト-2 横浜A邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 横浜A邸

二つの折り上げ天井を繋げる工夫@横浜伊勢山Y邸

解体が一通り終わった横浜伊勢山Y邸では、壁下地の作り込みが始まっていました。

判りにくい写真ですが、床にしゃがんでLDの天井を見上げた様子です。既存ではリビングとダイニングの二つの折り上げ天井が別々に関係なく並んでいましたが、それらを繋げて関係付けるようにデザインしています。ただ、写真中央に横切っている梁型が問題となるので、そこの左右に下地を流して、なるべく薄い天井下地を組み上げようと考えています。

折り上げ天井が段差になって繋がってくるので、その段差部分をどのように組んでもらうかを、リフォームキューの坂本さんと一緒に現場でボードの切れ端で説明している様子です。

現地の床では、木製の梯子のようなものが組まれていました…。

こちらは後日の現場の様子ですが、床で組まれていたのは木製格子パネルで、梁下をまたぐ形で二つの折り上げ天井を繋げるための下地だったのです。梁の横に渡したLGSの下地と、梁下に接着剤で貼った木製のコマで、このパネルを梁下にピタリと取り付けたのです。

手前がリビングの折り上げ天井で、奥がダイニングの折り上げ天井、木製パネルが二つの折り上げを繋いでいる様子がわかるでしょうか…。

こちらは、さらに現場が煤電からの様子です。小型の折り上げ天井部分には木製パネルを張って白拭き取り仕上げとして貰っています。
また、以下当日の様子に戻ります。

玄関部分も天井を折り上げて、間接照明用のボックスを作ってもらいました。

構造柱のを中心に四辻となるキッチン周辺の壁下地が立ち上がっていました。

柱の反対側から見た様子です。右側がリビングダイニングで、正面奥がキッチンになります。

リビングから玄関ホールとキッチン側を見返した写真です。電気屋さんの配線工事も進んでいます。

 

キッチンの裏には、来客用トイレを広げて作る予定です。

電気関係は毎回お馴染みの望月さんが担当してくれているので、ちょっと難しい配線もこちらのリクエストに応えて対応してくれています。

 

 

 

タグ

2016年12月23日 | 二つの折り上げ天井を繋げる工夫@横浜伊勢山Y邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 投資・賃貸用リフォーム 横浜伊勢山Y邸