「今日の現場」タグの記事一覧

電気式フィルムタイプ床暖房とフローリング張り@白金台H邸

ヴィンテージマンション全面リノベーションプロジェクトの白金台H邸では、遮音マット上に電気式床暖房フィルムが貼られ、その上からフローリング張りが始まっていました。

遮音マットの上に下地用のベニヤ板9ミリが敷かれ、工事会社のリフォームキューに仕様を決めて貰った電気式フィルムタイプの床暖房(プリマヴェーラ・アルシステム)が敷設され、その上に今回採用しているオークフローリング材(オーク40クリアオイルIOC)を張っています。

フローリングの長さが1820ミリで、床暖房フィルムは303ピッチで釘打ちようの隙間があるので、一本のフローリングに付き、7カ所で釘固定できる計算になっています。

広いリビングダイニングの5分の4ほどがすでに張られていました。天井のボード張りも終わり、左側の壁には大理石を張るための構造用合板の下地も完成していました。

キッチン入り口付近に設けられたインターフォンや各種スイッチ類(照明や床暖房)のボックスにも通線されています。右奥に見えている壁にはキッチンの吊戸棚やカラーガラスが貼られる予定なので、そこにも構造用合板下地が設置されています。

主寝室の横に設けるウォークインクローゼット周りでは大工さんがクロス用の下地を作ってくれています。腰高までとその上を目地で切ってビニールクロスの色を変えるデザインとしています。

ハーフユニットバスの工事も進んでいます。腰壁上には、タイルを張るためのラスカットが貼られていました。天井は塗装で仕上げるケイカル板となっています。

ハーフユニットは文字通り、腰から下までしか防水パンがありませんが、このように壁仕上げ材を乗せるための受けとその後ろまで防水パンが立ち上がっており、水が背面に回り込むのを防ぐ仕組みとなっております。

 

 

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2017年05月29日 | 電気式フィルムタイプ床暖房とフローリング張り@白金台H邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 白金台H邸

床埋め込みコンセントボックスとカーブ型間接照明の造作@世田谷区Y邸

リノベーションプロジェクトの世田谷区Y邸の既存空間の特徴は、高層マンションならではの大きなガラス開口でした。利大よそ三角形のリビングダイニングの一面が大きなガラス窓になっています。開放感があって良いのですが、どうしてもガラス面には家具を置きにくいので、家具のレイアウトに制限が出てしまいがちな構成でした。

窓がある面にはコンセントも付ける箇所が取れなかったので、今回はこのような床フローリング埋め込むタイプのコンセントボックスを作って貰っています。これらを床に埋め込むことで、窓際に机を持ってきても、そこへのテーブルランプや携帯の充電コーナーを設けるさいにも、電気の線が壁から通路越しに伸びてくることをなくすことができるのです。

施工会社の下で、南麻布K邸でも頑張ってくれた大工の矢野さんが沢山の床埋め込みコンセントボックスを作ってくれています。仕上がりは見えなくなってしまう部分も本当に丁寧に作ってくれているので、現場を見に来てくださったお客さまご夫妻もとても喜んでくださっています。

LDの窓はコーナーが少しカーブしています。その窓際に間接照明を埋め込むデザインとなっていますが、このカーブした木材が…

この写真のように、組み上げられるとカーブの窓型に沿った間接照明ボックスとなります。

青の現場監督の斉藤さんが、実際の窓側に合わせて定規を作ってくれて、それを元に加工場でここまで刻んだ材料を現場で組んでもらっています。

長く大きい大開口の窓際に一本に連なった間接照明ボックスが走っています。

その他の部分も下地の合板が張られて、少しずつ空間の祖形が見えてきました。

現場に寄ってくださったお客さまとは、主寝室のウォークインクローゼットの扉となるガラスを選んで頂きました。少し色がついて色気があるようなガラスを見たいとのことで、お付き合いのあるハナムラアークテック、その他のガラス専門店から集めたファブリックガラスやタペストリー加工やエッチング加工を施したガラスを取り寄せたものを見て頂きました。結果としては、アークテックが扱っているイタリアのオムニ・デコール社のガラスを採用することに決まりました。

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2017年05月26日 | 床埋め込みコンセントボックスとカーブ型間接照明の造作@世田谷区Y邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: その他

ハーフユニットバス研究@白金台H邸

白金台H邸プロジェクトでは浴室はハーフユニットバスを使う予定です。当初はいつも使っているTOTOのハーフユニットバスを検討しておりましたが、サイズが1616(イチロクイチロク(1600ミリ×1600ミリの外形サイズ))か1620(イチロクニイゼロ(1600ミリ×2000ミリ))しかバリエーションが無いことから、日比野化学工業のハーフユニットを使うことを検討していました。

こちらが先日、実際の浴室個所に設置された日比野化学のハーフユニットバスです。ただ、今まで使ったことがない会社の製品で、かつ東京にはショールームもなく、実物を見ることができる場所もないとのことだったので、本社がある岐阜まで行って参りました(と言っても、実は大理石の倉庫見学で岐阜を訪問する機会があったので、そのタイミングで見てきたのですが…)。

岐阜県安八郡にある本社の2階倉庫に展示されているハーフユニットバスの実物です。腰上に木板を張っているので、パッと見が和風に見えますが、浴槽が少々小さ目なこと以外は癖もなく、問題がなさそうでした。

ライニング部分です。当然水栓類はほとんどの会社のものが取り付けられるとのことでしたし、追い炊き用の循環孔を取り付けることも問題ないとのことでした。

こちらの会社のハーフユニットバスの一番の魅力は、サイズのバリエーションだと思っております。1216、1317、1616、1818、1620と揃ており、価格もとてもリーズナブルなのです。展示スペースには他にも色々なユニットバスやシャワールームの展示がありましたが、僕らの事務所で使えそうなのは、残念ながらこちらのハーフユニットバスだけでした…。

さて話が戻って、こちらが白金台H邸の現場に設置されたハーフユニットバスです。

洗い場の防水パンと浴槽部分は2つに分かれておりますが、このようにしっかりと連結されております。

スタッフの岩井さんがチェックしている様子です。水とお湯だけでなく、追い炊き管も準備して貰っておりますが、実はベランダの給湯器から室内へのコンクリート壁のスリーブ空けの許可が下りていないので、その工事ができるまでは追い炊きは我慢して頂くことになっております。とはいえ、浴槽にお湯を張るのはひと面倒なので、リクシル社の定量止水(ある量のお湯を入れたところで自動的にストップする)でデッキタイプの水栓を付けております。

設備工事に関連して、かつての主寝室横の浴室&トイレコーナーの床の排水管を刷新して貰っています。こちらは、大型のウォークインクローゼットにする予定ですが、後日シャワーやトイレを設けたいということになった場合のための将来配管という意味です。

こちらのマンションは、全ての排水管が床スラブを貫通して、下階の天井裏を通って共用の排水竪管へと流れる仕組みとなっています。近い将来には、全ての配管をやり直す予定とのことを管理会社から聞いていたので、その時に下階の天井裏から排水管をやり直す際に、スラブ上部分だけ古い配管が残ることを避けるために、配管とコンクリートスラブの間に詰めてあったモルタルを突いて落として、下階の横引き配管との接合部から上をVP管に付け替えております。なお、この工事の際には、下階の居住者の方に連絡して、音やホコリが落ちる可能性を伝えて貰ってから工事を進めて貰いました。

玄関横の来客用トイレの床埋め込み排水管もやり直してもらいました。

因みに、床コンクリートスラブに埋め込まれていた鉄管を穿り出して、掃除機を孔から差し込んで下階の天井裏を清掃しながら、新しいVP管の排水管の更新する作業を現場監督の高橋さんが順繰りに撮影してくれた写真がこちらです。

他の空間のリフォーム工事も順調に進んでおります。リビングダイニングの天井の石膏ボードがほとんど張り上がり、

ダイニングの天井部分には、天井裏のダクトとの関係で浅型になってしまいましたが、照明ボックスが付きました。

クロス巻き込み仕上げなので、このようにスリットを入れて、見切り線としています。

廊下の溜まり部分も天井下地が組み上がってきていました。

 

 

 

 

 

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2017年05月10日 | ハーフユニットバス研究@白金台H邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 白金台H邸

リフォーム会社の検査中@横浜A邸

工事が一通り終わって養生もはがされた横浜A邸で、リフォーム会社の検査があるとのことで、そのタイミングで現場を見て参りました。

先日、吊り込み作業が行われた2セットの両開きスチール扉が、凄い迫力の空間に仕上がっていました。

玄関ホールのトラバーチン大理石は、無理をお願いして、目地なし(眠り目地)で張って貰いましたが、リビングからの光を受けて、見事に輝いていました。このトラバーチン壁に穿たれた、横長の窓は…

壁の裏側にあるダイニングキッチン側から見ると、このようなレイアウトになっています。このダイニングキッチンは、二つの扉を閉めることで完全に仕切って、ファミリールーム的に使うことができる空間となっています。キッチンで調理中に誰かが玄関に帰ってきたときに、その様子が覗ける位置にこの小窓がレイアウトされているのです。

腰から下はクロスのパネル張り、窓の下端から上はチークの羽目板張りとしています。この横の目地ラインは、建具の横桟やキッチンのカウンターと連なった高さで設定されています。リフォームキューの工事側検査がすでに始まっており、是正が必要な箇所に緑色の付箋が貼られ始めています。

ダイニングキッチンからダブルの開き戸越しにリビングを見るアングルの写真です。先ほど説明した横目地が、建具を経て、柱型のパネル、そしてキッチンカウンターへと繋がっているのが判るでしょうか…。キッチン内の凹んだ箇所は冷蔵庫置き場となっています。

キッチンカウンター上のタイルとコンセントの取り合いです。タイルにコンセントを埋め込むことは難しいので、その代りスイッチプレートと同じ高さでタイルの目地を通して、このような収まりとしています。タイルは、イタリアのマラッツィ社のグリスフルーリーを使っていますが、この近さで写真を撮っても、本物の石に見える質感を持っています。

玄関ホールは、共用廊下からの玄関内側枠に、スチールプレートを差し込んで、枠なしでシャープに納めて貰っています。チークのフローリングを羽目板代わりに張って面としてのデザインを強調しています。既存靴収納は再利用、扉は基本的にダイノックシート張りとしていますが、一枚だけを姿見代わりに鏡張りに交換しています。

主寝室のウォークイン・クローゼットには、コンフォート社のシャープなアルミフレーム付きのガラス引き戸システムのライキが取りつきました。中央のアイランドカウンターは新しく設けたもので、壁紙をダークグレーで棚板はチーク柄で揃えて貰いましたが、シックで大人っぽい空間に仕上がっていました。

既存洗面家具の箱だけを残して、扉や天板カウンター、ボウルと水栓まで交換した洗面カウンターも生まれ変わっていました。メディスンキャビネットは間接照明をLEDに交換し、その下の壁は大理石モザイクタイル張りとしています。

入り口枠をステンレスにして、扉を強化ガラスに交換した浴室では、ちょうど水栓金物の交換工事が進んでいました。

レイアウト変更をして、大きな手洗いカウンターを設けた来客用トイレ空間にはカラーガラスを背面壁に張っています。パネル張りのクロスやクオーツストーンのカウンターと相まって、きれいな空間に仕上がってきています。

 

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2017年05月01日 | リフォーム会社の検査中@横浜A邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 横浜A邸

解体後に木製壁下地造作@白金台H邸

パッカー工法を使っての在来浴室解体が終わった白金台H邸の現場です。

あれだけモルタルでべったり壁にくっつけられていたタイル類が、このようにきれいさっぱりなくなっています。

リビング側から見た、かつてのイートインキッチンですが、天井のダクト類以外はほぼスケルトン状態にまで解体されています。

キッチン内部からリビング側を見るとこのような状態です。実は、ここで注目すべきは、正面のコンクリート壁なのです。壁上部を見ると、こちら側からリビングダイニング側に向かって、3本のダクトが通り抜けており、実際にはこの柱は構造的にほとんど効いていないことが判るのです。とはいえ、躯体壁といわれるコンクリート壁は管理規約上は撤去不可能とされているので、撤去できないのがちょっぴり悔しいです…。

リビング側は天井とコンクリート壁に接しているGL壁はなるべく既存を再利用する予定なので、それほど解体されたイメージがありませんね。リフォームキューの設計・営業の森井さんと現場監督の高橋さん、造作キッチン工事をお願いしているアルノの鵜飼さんと、うちの事務所を手伝ってもらっている岩井さんが打合せをしている様子です。

こちらは、主寝室の横にあった洗面・浴室・トイレを解体した空間です。今回のリフォームでは、お化粧コーナーを設けた大きなウォークイン・クローゼットに作り変える予定です。

床のちょうど壁を立てる位置に、かつてのトイレの床埋め込み排水管が当たっていました。後日、やはり主寝室の横に手洗いやトイレが欲しいと再リフォームをする方がいらっしゃるかもしれないので、後程つぶれてしまった配管はきれいに直しておく予定です。

解体状況確認後、10日ほど経った後の現場では、木製壁下地の立ち上げと、フローリングに変更する床への遮音マット敷きが始まっていました。

今回は、床の高さを上げたくなかったので、最薄でLL40(古い基準ですが…)が確保できるわんぱく応援マットを使っています。実質上の遮音性能は、それほど期待できないとの説もあるのですが、実は今回のマンションは床材の遮音規定がないので、コンクリートのスラブに直にフローリングを張るよりは遥かに良いだろうと、このマットを採用しております。

リビング部分には遮音マットが敷かれ、すでにその上にフローリングを張りつけるための12ミリ厚さのベニヤ板がが貼られていました。

キッチン部分もきれいにセイルされて、空間の構えが見えてきます。ここにU字型の大型キッチンが設置される予定となっています。右上にダクトの箱が天井下地の下に出っ張っているのが見えますが、ここは吊戸棚で隠す計画となっています。

かつての廊下壁にあった分電盤が、所在なさ気に天井からぶら下がっていますが、これは納戸内部に移設予定です。

大きくレイアウトを変えている奥にある二つの寝室と水回りには、木軸を使った壁下地が経ち始めています。通常はLGSを壁下地に使うのですが、今回は壁を立てる量が少ないので、他の枠取付けや天井のボード張りなどと一緒に大工さんに木製下地を組んでもらっています。

こちらのお部屋があるのは、マンション最上階なので、天井裏にはこのように大量のグラスウール(断熱材)が敷き込まれていました。照明を計画を考える上で、普通のダウンライトは断熱材があると熱がこもってしまうので使えないので、SG型(またはSB型)のダウンライトを使うことになります。もちろん、新たに作り直す天井も同等の断熱材を敷き込むことになっています(最上階の断熱としては、本当は全ての天井を剥がして、コンクリート躯体に吹付断熱を施すのがベストとされています…)。

解体が終わっていた浴室周りにも新しい壁下地が立ち始めています。

この部分は浴槽やトイレ、洗面の位置が大きく動いているので、天井裏のダクト類も全てやり替えて貰っています。

主寝室横のWIC部分も壁の凸凹が整理され、壁下地の墨が出されていました。

 

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2017年04月27日 | 解体後に木製壁下地造作@白金台H邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリフォーム 白金台H邸

特注スチールフレーム扉の吊り込み@横浜A邸

先日、扉制作の現場を金物工場に見学に行った、特注スチールフレーム扉の吊り込みが横浜A邸で行われました。

玄関ホールとリビングの間仕切り扉ですが、灰色に塗装して貰ったスチールフレームの中に、ウォールナット板目の突板を腰上は縦に、腰下は横に向きを変えて張って貰った、観音開きの扉です。左右には、ガラスを入れたスチールフレームが袖壁となります。

まず最初に、左右のフレームを固定して…

メインの吊り込みへと移行します。作業は、横浜伊勢山Y邸でもお世話になった、関根社長が陣頭指揮に立って作業してくれています。

左右の扉の開き具合を確認している様子です。今はフロアヒンジで吊っているので、内側にも外側にも開いていますが、後で天井にストッパーを固定して、リビング側にしか開かないように調整して貰う予定です。

今回は、全く同じサイズと基本は同じデザインで、違う突板(灰色に染色したオーク材)を張った後2枚の扉もお願いしております。

こちらは、ダイニングからキッチンへの扉となっています。左奥にウォールナットの扉がチラリと見えていますが、突板の種類を変えただけで、全く印象が変わってくるのが不思議です。

こちらが完成後のスチール扉が4枚並んだインテリアです。シックで落ち着いたイメージの扉2枚が玄関ホールへと繋がり、灰色の比較的明るい扉が、ダイニングへと繋がる扉となっています。

その他の工事も着々と進んでおります。オーダー家具屋さんにお願いした大型キッチンが組み上がり、壁タイルも張られ、柱型にもキッチンと揃ったチークの突板が貼られて、大きなダイニングキッチン空間がほぼ完成していました。

玄関ホールは、壁にチークのフローリングを羽目板として張って貰い、玄関扉と小物置き場はスチール焼き付け塗装の板を小口に廻して、シャープに見せるデザインとしています。

個室もクローゼットと納戸の再レイアウトすることで、かつては実質5畳程度しかなかった洋室を7畳ほどに広げることができました。クローゼット扉と合せて、壁にも同じ突板パネルを張ることで、空間の一体感が演出できていました。

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2017年04月15日 | 特注スチールフレーム扉の吊り込み@横浜A邸 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: マンションリノベーション 横浜A邸